クロスフィールドではコロナ禍に伴い、例年6月に実施していた社員旅行の実施を見送っていましたが、昨今の状況を踏まえつつ入念な感染対策を講じた上で、3年ぶりに実施をいたしました。
今年は3年前の企画を引継ぎ、広島への社員旅行の模様をリレー形式でご紹介します。
■1日目
お好み焼き堪能~宮島・厳島神社観光(臼杵)
旅の始まりは羽田空港から。余裕をもってチェックインできる様に少し早い時間の集合ではありましたが、きちんと集まってくれました。誰も置いていくことなく、いざ広島へ!!
広島空港に到着後、貸切バスで広島市内に移動して昼食です。
広島のソウルフードといえばもちろんお好み焼き!普段は関西風ばかりを食べている私ですが、広島風もボリュームがあり、あっという間にお腹いっぱいでした。
昼食後は宮島口へ移動し、「日本三景」のひとつに数えられる宮島へ船で向かいます。
島内を散策しながら厳島神社へ。シンボル的建造物である大鳥居は令和元年から大規模な保存修理工事中のため、その重厚な佇まいの姿を拝むことはできませんでしたが、70年に一度の修繕に立ち会えるのも貴重な機会でした。
その後、暫しの自由行動では、参道の商店街や昔ながらの風情が残る町屋通りを歩いたり、ロープウェーで弥山山頂を目指したりと、各人が思い思いの時間を過ごしました 。
その後再度バスで広島市内へ移動し、ホテル到着後夕食会場へ。瀬戸内の山海の幸を味わえる会席料理に舌鼓を打ちながら、久しぶりに一同が集まり懇親を深めることができました 。
■2・3日目
2日目、3日目は幾つかのグループに分かれて、それぞれが予め希望した観光やアクティビティを楽しみました!
瀬戸内しまなみ海道サイクリング~村上海賊ミュージアム~宮窪瀬戸潮流体験(橋本)
広島市内から車で1時間半ほど移動し、瀬戸内しまなみ海道に到着です。
まずは自転車選びから。ロードバイク・シティサイクル・電動自転車から選択可能ですが、なんとなく電動自転車禁止の雰囲気に。メンバー各々ロードバイクとシティサイクルを選択し、怪我だけはしないよう注意喚起をして、いよいよ出発です!
当日は絶好のサイクリング日和でしまなみ海道から瀬戸内海の多島美を楽しみつつ、海風を切って快走するのは爽快でした。午後のスケジュールも考慮し1時間半ほどのサイクリングでしたが、ほどよく汗もかきお昼に向かいます。
お昼はミュシュラン1つ星を取ったこともあるお寿司屋で、瀬戸内海の海産物とお酒を堪能しました。
午後は村上海賊ミュージアム観光と宮窪瀬戸潮流体験をするため今治へ移動です。宮窪瀬戸潮流体験では「海の難所」と呼ばれる激しい潮流にメンバー大興奮、特に漁師歴30年の船長の操舵技術に度肝を抜かれました。
瀬戸内海の陽光が降り注ぐ中、アクティビティを満喫した大満足の1日でした。
安芸の小京都& ウサギの島コース(谷脇)
午前中は、国の重要伝統的建造物群保存地区である竹原の町並みを訪れました。
「マッサン」のモデルにもなった「日本のウイスキーの父」と呼ばれる竹鶴政孝の生家・竹鶴酒造や、大正時代に建築された旧森川邸の美しい庭園などを観て回りました。残念ながら近年品薄なウイスキーの現地購入は叶いませんでしたが、昔の商屋などがそのまま残った風情ある街中を歩くだけでも楽しめました。
広島の素材を使った創作料理に舌鼓を打ったあとは、ウサギの島として有名な大久野島に渡りました。
雲一つなく30℃に近い夏日だったため、少しの上り坂でも暑さで辛く感じましたが、周りを駆け回るウサギ達に癒されながら旧毒ガス製造工場や砲台跡を巡り、歴史に思いを馳せました。ウサギは臆病な動物のイメージがありましたが、人慣れしているのか餌を求めて駆け寄ってくるといった意外な面も見ることができ、とても楽しめました 。
尾道散策コース(寺尾)
最初は、持光寺にて、にぎり仏作り体験をしました。特別に、本堂で住職さんから直々に、にぎり~サイン入れまで教えていただき、各々様々な思いを込めて仏様をにぎりました。みんな違ってみんないい 。
その後、猫の細道を散策。時折目に映る、民家・道・海が広がる景観はとても素敵でした。
散歩で疲れた体に栄養補給を、ということで3つのグループにわかれ、尾道ラーメンを食べました。暑い中行列に並び、やっとのことたどり着いたラーメンは格別でした。(醤油ベースなので、暑い日でも白いシャツは着ていかないことをおすすめします)
尾道のお寺といえば、の千光寺にて参拝を済ませた後は、ロープウェーで尾道の街に戻り、尾道ブルワリーで一息ついたり、銭湯で疲れを癒したり、純喫茶で優雅なひと時を過ごしたり、お土産探しに出かけたり、と各々自由な尾道タイムを過ごしました。
ふとそこにある路地がとても素敵で、観光スポットだけでなく、街全体が魅力的な尾道。次回訪ねた際は、猫のように、気の向くままにお散歩をしてみたいと思いました 。
岩国・寂地峡コース(神戸)
午前中は、日本三名橋に数えられる錦帯橋とその周辺を観光しました。錦帯橋は木造アーチ橋として有名ですが、実際に通ってみると想像以上の斜度に驚かされました。また、日本100名城に数えられる岩国城にも訪れました。特に天守閣から見える景色は岩国市内を一望でき、絶景でした。
お昼に山口名物瓦そばと岩国名物の岩国寿司を堪能し満腹になった後は、日本の滝百選にも選ばれている五竜の滝がある寂地峡をハイキングしました。事前の調査では遊歩道を歩く程度と聞いていましたが、実際には険しい山道を上り下りする必要があり、ハードな体験となりました。その分、本格的な自然を体感することができ、とても気持ちが良かったです。
1日を通して、岩国の素晴らしい景観を味わうことができ、大変充実した岩国観光となりました。
ゴルフ@呉カントリークラブ コース(井上)
梅雨入り前の快晴の土曜日、広島県呉市の老舗ゴルフコース「呉カントリークラブ」を堪能してきました。
天気に恵まれたこともあり、瀬戸内海の島々を望むことができる絶景ロケーションでの仲間とのプレーは最高でした!
・・・が、丘陵コースというだけあって高低差が激しく、先の見えないブラインドホールや距離感が掴み辛いホールもあり、とても難しいコース。攻めた結果、フェアウェイを通り越してOBゾーンに突き抜けてしまうなどして大叩きするメンバーもちらほら。
ただ、昼食で山口県下関市の郷土料理である「瓦そば」を堪能して午後の活力を得て、1日楽しむことができました。
感染対策に十分留意して3年振りの社員旅行に無事に行くことができたこと、恒例のゴルフDayを堪能することができたことを嬉しく思います。コロナが収束し、来年以降もゴルフDayが無事に開催できることを願わずにはいられません !
大和ミュージアムコース(井上)
子供の頃からの艦船好きとして訪れてみたかった大和ミュージアムを観光しました。入館してすぐに10分の1サイズの戦艦「大和」が目に入ります。非常に精巧に作られており、雄大な大和は圧巻でした。
大和やゼロ戦を横目に各種資料展示室に進みます。そこには、かつて東洋一の軍港があった呉市の歴史や、大和を始めとする各種艦船の戦争史に関わる当時の資料や再現模型が展示されていました。こんな歴史を二度と繰り返してはいけない・・・と、想いをしっかりと受け止めて更に先へと進みます。
その先では、今も進化し続けている造船技術や科学技術の紹介、シアター「未来へ」が上映されていました。
二度と繰り返してはいけない歴史、これからの未来をしっかりと受け止めて帰路につきました。
酒造巡り@西条コース(足立)
日本三大酒処である酒蔵のまち西条をガイドの方によるスムーズな案内のもと、2時間で6つもの蔵を巡ることができました。(東広島市ボランティアガイドの方、ありがとうございました!)
現在は、コロナの影響で試飲できる蔵は少ないようでしたが、それでもワンコインから気軽に楽しめるのは大変な魅力です。感染防止マナーを守りつつも王道の銘柄から“オバマ大統領にもふるまわれた”という高級品、はたまた開発中のお酒まで多種多様なお酒を堪能し、ほろ酔い気分で帰路につきました 。
市内散策コース(臼杵)
特に決まったプランがあるわけではなく、各々が行きたい、したいことをするといった緩いコースですが、早朝の市内をジョギングしたり、路面電車を全制覇したり、と・・・
私も途中合流した役員と原爆ドームを訪れ、昨今の世界情勢に思いをはせ、その後、広島に帰省した旧友とも再会することができ、非常に実りの多い時間を過ごすことができました。
■おわりに
社員一同が介して親睦を深める機会をなかなか設けることが難しい状況下であり、直前まで開催要否を慎重に判断した上で、無事に実施できたことは、社員の絆を深める上で本当に良かったと思います。
また、クライアント、関係者の皆様のご理解・ご協力を頂き、無事に社員旅行を実施することができましたこと、心より御礼を申し上げます。