クロスフィールドでは新卒採用に加え、通年での中途採用を行っています。今回は中途採用で今年8月に入社した小寺 勇輝(こてら ゆうき)さんへのインタビューを行いました。これまでの経験と今後へ向けた抱負、さらにクロスフィールドの印象などを語ってもらいました。
小寺さんはIT業界で約3年半のキャリアを経た入社とのことで、前職での仕事内容について簡単に教えてください。
大学卒業後、主としてERPパッケージを取り扱うシステムベンダーに入社し、今回転職するまで在籍していました。
その間にいくつかのプロジェクトを経験しましたが、最も長く携わったのは給与計算などの人事系業務に関する案件でした。具体的にはクライアント企業において、自社で提供するアウトソーシングサービスを導入したり、本社からグループ会社へシステム利用範囲を拡大する取組みに関わりました。比較的早い時期から仕事を任され、クライアントの管理職レベルの方と直接やり取りをする機会も多かったです。
人事系以外では、企業のユーザ問合せ用ポータルサイトの運用改善プロジェクトに携わりました。そこでは 関係者間のコミュニケーションの最適化や改善状況のモニタリングを担っていた点で、若干ではありますがプロジェクト管理に近い立場だったといえると思います。
限られた期間ながら多様な経験をされてきたのですね。それらを通じて身に付いたスキルとして、今後に活かせそうなものはありますか。
お話しした通り、前職ではシステムベンダーという肩書きながら、システムの設計というモノづくりの視点にとどまらず、業務コンサルティングやプロジェクト管理を意識してプロジェクトワークを実践してきました。コンサルタントという職業には問題解決の考え方が強く求められると思いますが、当時の思考・体験が今後の業務でも役立つのではと考えています。
知識面についていえば人事系のプロジェクトに関わっていたこともあり、その業務内容からシステム機能までを一通り理解できるようになったと思っています。
よくわかりました、ありがとうございます。では、そこから転職先を見つけるにあたってどのような点を重視していましたか。
私は特定分野の専門家になることより、どんな仕事にも順応して結果を出せる「オールラウンダー」への魅力を感じており、それを目指せる環境を探していました。クロスフィールドでは対象業種やサービス内容を狭い範囲に限定せず、クライアントのニーズに沿った幅広いコンサルティングを提供していることを知り、自身の求める条件に合致していると思いました。
なるほど。一方で、同じ考え方として大手コンサルティングファームという選択肢もあったと思います。あえてクロスフィールドを選んだ理由は何だったのでしょうか。
転職活動中はいわゆる業界大手も含めた複数の企業を受けていたのですが、クロスフィールドではクライアント目線でのコンサルティングワークを第一に掲げており、現場のお客様と最も近い距離で仕事ができるのでは、と考えました。
さらに選考を通じ、転職希望者である私自身と真摯に向き合ってもらった印象が強く、クライアントに対しても同じような姿勢で仕事をしているのだろう、というイメージを実感として持てたことが大きかったです。
社員としてそのような感想は新鮮に感じました。ところで、入社間もないとは思いますが、会社の雰囲気についてこれまでに感じたことはありますか。
まだ一部のメンバーにしか会えていないので何とも言えないですが……皆さん優しいですね(笑)。アグレッシブな印象の方も多い業界なので、その点は意外に感じました。定期的に全社員が揃う機会もあるようなので、そこで顔合わせができればと思います。
最後に、クロスフィールドでの意気込みをお聞かせください。
つい先日、入社して最初のプロジェクトへのアサインが決まりました。前職では経験のなかった業務領域で、新しい知識を身に付けていく大変さに加え、コンサルタントとしてクライアントの期待に応えなければならないというプレッシャーを日々感じていますが、これを乗り越えれば自信がつくだろう、という思いもあります。まず与えられた仕事を最後までやり切りたいです。
ありがとうございました。これからよろしくお願いします。