今回は、2023年4月に入社した渡部さん、福田さんにこの1年を振り返っていただきました。
「どのような仕事を行ったのか」「どのような成長ができたのか」、プロジェクトワークを通して感じたことなどを、お二人にざっくばらんに語っていただきました。
読者の皆様に、クロスフィールド入社後のイメージを少しでもお伝えできればと思います。
（入社後にインタビューした際の記事はこちら）
はじめに自己紹介とご自身が配属されたプロジェクトについて教えてください。
渡部 千里（わたなべ ちさと）です。
私は大手製造業の基幹システムをグローバル統合する大規模プロジェクトに配属されました。担当領域は会計（税務）です。
福田 源太郎（ふくだ げんたろう）です。
私も渡部さんと同じプロジェクトを担当しており、購買部門のITチームを支援しています。
プロジェクトでは具体的にどのようなタスクを担当しましたか。
渡部：主に資料作成を担当しています。具体的には、クライアントにヒアリングを行いながら、打ち合わせで使用する検討資料や業務要件を整理した資料などを作成しています。
福田：プロジェクトのフェーズによって担当タスクが変わりますが、直近は構築されたシステムが要件定義内容を正しく反映しているか、バグがないか等を確認し、クライアントへ報告しています。加えて、バグの対応方針に関する説明資料も作成しています。
お二人とも配属されたプロジェクトで様々なタスクを担当し、多くの経験を得られたことが伝わってきました。
ここからはプロジェクトで実際に感じたことについて、伺いたいと思います。
就活時や入社当初にイメージしていたコンサルタント像と違いはありましたか。
渡部：入社前はコンサル業界に殺伐としているイメージを持っていましたが、クロスフィールドは良い意味でイメージと異なり、親身になってコミュニケーションを取って下さる方ばかりでした。また、1年目からグローバルな大規模プロジェクトを担当させてもらえたことにも驚きました。
福田：私はクライアントとの距離の近さに驚きました。新卒でコンサルタント経験がない私を温かく迎え入れていただけたことはとても嬉しかったです。クライアントとプライベートの交流もあり、とても恵まれた環境だと感じます。
プロジェクトで苦労していることはありますか。
渡部：会計領域のバックグラウンドがなかったため、知識のキャッチアップに苦労しました。はじめはミーティングの内容を理解するのも大変でしたが、分からない点は自分で調べ、チームメンバーへ質問することで理解する努力をしています。質問は溜め込まずに都度解消することを心がけています。
福田：私はプロジェクトの終盤で参画したため、これまで検討された内容をキャッチアップすることが大変でした。また、業務についての知識がなかったことも苦労したポイントです。私も渡部さんと同様に、分からないことは必ず自分で調べ、自分なりに仮説を立ててチームメンバーへ質問しています。自分が理解できるまで質問することが大切だと感じています。
どんなときにやりがいを感じますか。
渡部：私をプロジェクトの一員として認識いただけること、「ありがとう」とお礼を言っていただけた際にやりがいを感じます。オンサイトでクライアントとコミュニケーションが取れるからこそ、感じられるやりがいなのかなと思います。
福田：クライアントに認めてもらえた時にやりがいを感じます。自分が会議で発表した際に、クラアイントに「素晴らしい」と言っていただけたことがあり、とても嬉しかったです。加えて、自分の知識を使ってクライアントの相談事に回答が出来た時もやりがいを感じました。
この1年で成長できたなと感じている点を教えてください。
渡部：会計・税務の知識がついたと実感しています。はじめは内容理解が難しかったミーティングも、現在は理解できる機会が多くなりました。加えて、コンサルタントとしての立ち回り方が少し身についてきたと感じます。私が担当しているプロジェクトは、クロスフィールド以外にも他社のコンサルタントが参画していることもあり、会議の進行方法やクライアントとのコミュニケーションの取り方を、様々なコンサルタントから学ぶことができました。
福田：情報を正しくインプットすることができるようになり、アウトプットの質が上がったように感じます。また、クライアントの立場に立って考える習慣がついたことで、伝わりやすい言葉選びや分かりやすい資料の作成が出来るようになったと思います。
今後の目標や目指すコンサルタント像を教えてください。
渡部：入社当初と思いは変わらず、会計やITなどの基本的な知識はもちろん、自分なりの専門領域を持ったコンサルタントになりたいです。また直近の目標としては、クライアントからの相談に対して情報を過不足なく提供できるようになりたいです。
福田：同じく会計とITの両方に明るい存在になりたいです。加えて、目の前の課題解決だけでなく、再発防止策など先を見据えた提案のできる視座の高いコンサルタントになりたいです。
最後に就職活動に取り組んでいる学生にメッセージをください。
渡部：周りの意見や期待に応えようと自分の思いとは異なる決断をするよりも、最後は自分が納得できる決断をしてほしいです。就職活動は不安も多いですが、自分の直観に従うことも大事だと思います。
福田：既存の価値観に左右されることなく、自分がどうなりたいかをイメージすることが大切だと思います。また、就職は重大な決断だからこそ、自分の意志と責任をもって決めてほしいです。自分で選んだ仕事は今後のモチベーションにもつながると思います。
渡部さん、福田さん、ありがとうございました。今回のインタビューを通じ、努力と工夫を重ねて成長している、お二人の姿が窺えました。今後の更なる活躍を期待しています！