4月より、クロスフィールドに新たに2名の新入社員が入社しました。今回は、期待の新人である2名にインタビューしました。
お集まりいただきありがとうございます。まずは自己紹介をお願いいたします。
渡部:渡部 千里(わたなべ ちさと)です。同志社大学心理学部を卒業後、滋賀医科大学大学院医学系研究科博士課程を修了しました。学部時代に、脳科学研究科の研究を体験したところ、研究内容に大きな興味を持つようになり、同研究室に通うようになりました。主な研究内容は、マウスを使って胎生期の脳内でどのように神経細胞と血管内皮細胞が相互作用しているかを明らかにすることでした。課外活動としては、家庭教師のアルバイトなどを行っていました。
福田:福田 源太郎(ふくだ げんたろう)です。横浜市立大学国際教養学部国際教養学科を卒業しました。国際教養学部ということで、英語はもちろんリベラルアーツを多く学びました。その中で、特に哲学について興味を持ち、大学時代の後半は哲学書を耽読する日々でした。また、主な課外活動としては、空き家を改修する学生団体に所属していました。空き家の持ち主に許可をとった上で改修を行い、地域イベントの開催拠点として運営するといった活動を行っていました。
お二人とも密度の高いご経験をされたことがわかりました。続いて、数ある業界からコンサルティング業界を志望された理由を教えてください。
渡部:大学・大学院では、研究と論文作成に多くの時間を費やしました。研究自体には、やりがいがあるものの、特に日本においては、研究活動が世の中に出回るまでに多くの障壁があり、時間もかかることが自分の中で引っかかっていました。より、ビジネスや目の前の人に直接貢献できる仕事として、コンサルティング業界に魅力を感じました。また、論理的思考力を生かせる仕事だと思ったのも理由の一つです。
福田:前述した哲学の学びなどから、現在の資本主義社会に対しての問題意識について考えるようになりました。その中で、社会を少しでもよくしていきたいと思うようになり、コンサルティング業界であればクライアントのビジネス変革を起点として社会変革に貢献できると考えました。また、前述の学生団体での活動でイベントマネジメントの経験を通して、どのような役割を担う人間がいれば、プロジェクトが上手く機能するのか考える機会が多かったです。このような経験も、プロジェクトワークやプロジェクトマネジメントの世界に興味を持った理由の一つです。
続いて、クロスフィールドを選ばれた理由を教えてください。
渡部:説明会に参加した際、フラットに会社や仕事の様子を聞くことができました。他の会社は表面的な説明が多かったのですが、クロスフィールドはマネジャークラスの社員が直接説明してくれたため、会社や仕事の実態を詳しく知ることができました。
また、会社規模が小さいことで与えられる仕事の幅が多く、確実に成長できると思いました。
福田:渡部さんと同様に、説明会時の印象が大きな決め手となりました。自身の就活状況ややりたいことなどを聞き出してもらいながら説明をしてもらえたことで、コンサルタントがどういった存在であるかのイメージができ、また、聞き手にとって分かりやすく、論理的に話す姿が、ビジネスマンとしての理想像だと感じました。説明いただいたマネジャーのような人がいる会社であれば、良い経験が積めると思いました。
実際に入社されてみて、入社前のイメージとギャップはありましたか。
渡部:よい意味でのギャップはありました。コンサルティングファームのイメージとして堅苦しい雰囲気があるのでは、と思っていましたが、そのようなこともなくフレンドリーに接してくれる社員が多く、社員間の垣根がないと感じました。
福田:同様に良い意味でのギャップを感じました。自発的に学ぶことが求められる業界のため教育に関しても放任主義的な部分があると考えていましたが、研修期間中も、取り組むべき内容や思考方法など、具体的に道筋を示してもらえたことが好印象でした。やる気さえあれば誰でも成長できる環境だと思いました。
ここまでで1ヶ月超の研修期間を過ごされていますが、印象に残っている講義はありましたか。
渡部:「経営戦略・マーケティングフレームワーク」研修で、好きな企業を1社選んでフレームワークを用いたプレゼンを行ったのが印象に残っています。企業や社会がどのように回っているのかを考えるきっかけになりました。
他には、「ファイナンスの基礎」については、取っ付き難い部分が多かったという点で印象に残っています。
福田:同じく、一番印象に残っているのは「経営戦略・マーケティングフレームワーク」研修です。もっとわかりやすく論理的に伝えるためにはどうすべきだったかというようなプレゼンの改善点を指摘してもらったことがよい経験になりました。
また、「経理実務」の研修で決算書を基にした会計クイズが出題されたことも印象に残っています。簡略化されたB/SやP/Lを見て各区分の構成比から選択式で企業を予想するというものでしたが、ビジネスモデルによって決算書の形も大きく変わるというのはこれまで持ったことのない視点でした。
様々な知識や考え方を吸収されたことがわかりました。
お二人にとって、理想のコンサル像はどういったものでしょうか。
渡部:会計やITなどの基本的な知識はもちろん、自分なりの専門領域を獲得したコンサルタントになりたいです。元々、研究分野に関わっていたということがありますので、いつかはアカデミックの世界とビジネスの世界を繋ぐ役割を担うことができればと考えています。
福田: 同じく会計とITの両方に明るい存在になりたいです。また、どんな業界についても対応でき、海外のプロジェクトでも活躍できるようなコンサルタントになりたいです。
最後に、今後の意気込みということで、直近の目標を教えてください。
渡部:簿記会計の知識を習得することと、英語を実務で使えるようにするということです。また、システム導入支援における開発者の仕事に対する理解を促進するために、簡単なプログラミングもできるようになりたいです。
福田:簿記会計はもちろん、業務に必要な知識を習得していきたいです。一気に身に付けることはできないと思っていますので、日々着実に学んでいきたいと思います。
インタビューを通して、お二人とも高い目的意識を持っておられることが伝わってきました。
新しいメンバーとともに、引き続きクライアントの皆様に納得いただけるコンサルティングサービスを提供してまいります。