プロジェクトを成功に導くポイント【RFI・RFP】

6．RFI・RFP

「RFI」、「RFP」は、企業がシステム企画や導入を行う際には、当たり前の手法として採用されるようになってきたように思います。

ただ一方で、“顧客(お金を払う側)が、業者(お金をもらう側)のために、なぜわざわざ手間や時間を掛けて作成しなければいけないものなのか？”とおっしゃる方もいらっしゃいます。また、“RFPは作成・利用したことはあるけど、RFIは初めて聞いた”、“RFPは付き合いのあるシステム業者に作ってもらうものでしょ？”、“web等でテンプレートを入手して作成したが、あまりメリットを感じなかった”、“システム部門が作成するもので、業務ユーザー部門には関係ない”と言ったようなお話を聞くことも多く、実際のプロジェクト現場での活用レベルは千差万別の状況のように感じます。

そこで今回は、RFIとRFPについて、その目的や活用方法に焦点を絞ってまとめてみたいと思います。

システムに限らず製品やサービスを調達する際にも利用できるものですし、大企業だけが使うものでもない(むしろ業者側との力関係が相対的に弱い中小企業にて活用していただきたいもの)ですので、ぜひご一読ください。

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