IT人材(スキル・経験)の充足とITコストの最適化をオンデマンドサービスにより実現
事例紹介Works
【事例紹介】
包括的IT業務支援プロジェクト
システム導入・DX推進
プロジェクト課題、背景
社内唯一のIT管理担当者は、他部門との兼任、かつシステムの専門家では無かったことから、実務上ベンダー依存になりがちであり、経営層はベンダーにより提供されるサービス内容や費用の妥当性確認が難しい状況にありました。
また、IT管理担当者の定年退職も間近に迫っていたことから、クライアント経営層は、弊社コンサルタントを中心としたIT業務体制への移行を決定しました。
提案、進め方
- IT企画・管理業務を移行するにあたっては、「IT業務の現状把握→新IT業務体制設計→IT企画・管理業務代行」といった3つのステップに分け、プロジェクトを進めていきました。
- ステップ1:IT業務の現状把握
当時のIT管理担当者からIT業務を確実に引継ぐため、「ブラックボックス化が憂慮される現IT担当者や社外委託先の実施業務」、および「各部門に散在しているIT担当者が本来実施すべき業務」の棚卸調査を実施しました。 - ステップ2:新IT業務体制設計
過去事例より開発したIT業務のフレームワークに基づく現状業務の過不足評価、人材確保の可否/コスト/業務委託政策の観点に基づく実施業務の内外製分析、および業務委託先の見直し検討を行い、あるべき新IT業務体制を設計しました。 - ステップ3:IT企画・管理業務代行
弊社コンサルタントがIT企画・管理担当者としてクライアント先に半常駐し、IT施策の立案と推進、業務委託先管理、社内情報インフラの保守・運用など包括的なサービス提供を開始しました。
効果
- 経営層が安心・信頼できるIT管理体制の構築
- IT業務棚卸調査により業務内容、および業務委託先の全容が可視化され、属人化・ブラックボックス化に対する不安が解消されました。
また、IT全般に精通したコンサルタントが長期関与することで、IT専門家への相談を気軽に実施することが可能になりました。
- 大幅なコスト削減
- 様々なIT施策を企画・推進し、情報通信費の大幅な削減を実現しました。
(企画・推進施策内容)
・情報系サーバー群のクラウド移行
・パソコン調達先・採用機種の見直し、および設定作業の内製化
・携帯電話の契約プラン変更
・固定電話の通信キャリア変更
・IP内線の廃止
・電報サービスの変更
・全社ネットワークの再構築