「研修Day(秋)」 | 【検収】株式会社クロスフィールド

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【CF通信】

「研修Day(秋)」

2021.11.5

クロスフィールドでは春と秋の2回、全社員が参加する全社研修を企画しています。
コロナウイルス感染拡大の影響を受け、昨年から開催を見送っていましたが、10/15(金)に『SDGs』をテーマにして、2年ぶりにオンサイト研修を実施しました。

 

 

全社研修の実施に当たり、研修の企画・運営を担当した研修委員会の宮原委員長にインタビューしました。

 

 

Q:コロナ禍での集合研修実施を判断した理由について教えてください。

クロスフィールドでは、プロジェクト単位で業務を行うワークスタイルを基本としており、これまでも社内メンバー間の交流を増やす活動として、委員会活動や社員旅行、お花見などの企画を実施してきました。全社研修もその一環として年2回開催していましたが、昨年以降のコロナで見送りとなっていました。
研修委員会内部で様々な開催方式を検討してきましたが、緊急事態宣言も解除されたタイミングであり、また、顔を合わせて話し合うことで得られることも多くあると考え、開催することにしました。

 

 

Q:今回のテーマは「SDGs」ということですが、どの様な理由から選定したのでしょうか。

SDGsは既に世の中に広く知られた取り組みです。当然、クロスフィールドの社員も認識していますが、改めて体系的にSDGsについて理解を深める機会になると考えました。また、私達の日頃のコンサルティング業務において、どのように取り組むべきかをじっくり考えて欲しいと思い、SDGsをテーマに設定しました。

 

 

Q:若手社員の中には、今回初めて全社研修に参加するというメンバーもいますが、どの様なことを学んでほしいと考えていますか。

SDGs研修での議論を通じ、従来の利益偏重の取り組みではなく、「社会・環境課題解決に向けた取組みの結果として利益を創出する」という考え方へのマインド変革を学んで欲しいと思います。また、普段は一緒に仕事をする機会が少ない社員との交流もぜひ深めて欲しいと思います。

 


このような思いの中開催された全社研修ですが、当日は午前中に講義形式でSDGsの基礎について学び、午後はワークショップを通じて、クロスフィールドやクライアントにおけるマテリアリティ分析のトレーニングを行い、若手社員が中心となり検討結果や意見を取り纏めて発表をしました。若手社員にとってはプレゼンテーションの経験を得る貴重な機会でもありました。

 

 

 


 

研修終了後、複数の若手社員にインタビューを行い、今回の研修を通じての学びや感想を語ってもらいました。

 

 

Q:研修を実施して良かったと感じたことを教えてください。

一口にコンサルタントといっても、人それぞれの得意分野や仕事のスタイルが多様であることがわかり、視野を広げることができたと思います。研修の冒頭でSDGsの17のゴールの内、どれに関心があるかについて自己紹介を兼ねて全員が発表しましたが、同じ会社の人間でも興味関心が様々あることに気づかされました。
SDGsの本質もダイバーシティを前提に“すべての人を対象”として、持続可能な未来をつくることにありますが、身近な環境のダイバーシティを受け入れることがその第一歩なのだと実感しました。我々は普段クライアントと非常に近い距離感で仕事をしており、クライアント目線で考えることに長けていますが、一方でクライアントにはない視点が求められることも事実ですので、その両方を磨いていくためにも、こういった社内の横のつながりを大事にしたいと改めて感じました。

 

 

Q:グループワークを通して、印象に残っていることを教えてください。

今回、グループワークの時間が多く、ベテラン社員・若手社員が入り混じって議論を重ねましたが、その過程で多くの気づきや学びがありました。例えば、ケーススタディの題材とした、企業の30年後の事業の姿や求められることを想像する際には、若手社員からは柔軟な視点に基づく斬新なアイデアが、ベテラン社員からは深い知見に基づく的確な洞察が見られました。

 

 

Q:研修を受けて、今後のプロジェクトワークに活かせると思ったことを教えてください。

本研修を受講したことで、経営層の興味関心が高いSDGsへの知見を深めることができました。クライアントの関心事、ステークホルダーとの関わり方を意識したプロジェクトワークの推進やクライアントへの提言を実践する際のヒントになり得ると思います。

 


 

今回の研修は、若手社員にとっては対面のグループワークで意見を出し合うことが大変良い刺激になったと思います。また、ベテラン社員にとっては、今後クロスフィールドの事業を通じて、如何にしてSDGsに貢献していくのかを考える機会になったと思います。
全社員にとって対面形式で意見交換をしながら受講した研修は大変有意義な時間となりました。