クロスフィールドでは、ASM (All Staff Meeting)と呼ばれる全社会議を4半期に1回行っています。定例行事にもかかわらず、これまで本通信で取り上げたことがなかったため、今号ではASMの概要と年初に行われた直近のASMの状況をご紹介いたします。
ASMは、会社の活動状況や連絡事項を全社員で共有することを目的に、1月、4月、7月、10月の計4回(4月と10月は、全社研修※1と同日開催)行っています。日頃はプロジェクト単位で職務にあたっているため、社員同士でもプロジェクトが異なれば交流の機会が少ないのが実情です。そのため、ASMは、全社員が集まって情報交換できる貴重な場でもあります。
会議は、大きく分けて2部構成で行われます。第1部は、営業活動状況や会社制度変更等について社長より説明があり、続いて各プロジェクトの状況についてプロジェクト代表者から概況が共有されます。第2部は、各委員会※2から活動状況の報告が行われます。
※1 全社研修:直近の全社研修の様子については、コチラをご参照ください。
※2 委員会:通常業務(プロジェクトワーク)とは別に、社内の活動を支えるものとして委員会制度があります。基本的に全社員が何らかの委員会に所属しています。
例)研修委員会(過去記事リンク)、業務改善委員会(過去記事リンク)、CF通信委員会、メルマガ委員会、HP委員会など
続いて、1月5日に行われたASMの様子を紹介します。
新年の仕事始め一番で開催されるため、新たな年への期待と共に会は幕を開けます。
社長挨拶の様子。会議は自社オフィス内で実施。
感染対策に配慮して、社員は各執務エリアに分散し、共有資料をPCで参照。
社長から年始挨拶後、『クロスフィールドの今後の取り組み』として、「人材の増強」と「認知度向上」に注力していくことが共有されました。
コンサルティング業界は成長産業であり、採用は売り手市場と言われていますが、大手コンサルティングファームなどが積極的に採用拡大している煽りを受け、当社のような小規模コンサルティングファームは、人材確保に苦慮している面があります。その様な背景も踏まえ給与・福利厚生の向上や教育制度の拡充など、職場として魅力アップとなる内容が具体的に発表されました。特に、一般社員向けの内容が多く、手厚い支援に若手社員一同驚いたようです。
また、認知度向上に向けた活動については、これまで以上に社外へ情報発信する機会を増やし、会社としての魅力を伝えるべく、既に具体的な取組みや情報誌への記事掲載に着手していることが発表されました。
続いて、毎年新年恒例のイベントである『新年の抱負』を全社員が発表しました。
ベテラン社員からは、プロジェクト成功へのコミットや新規案件の確保、若手社員へのナレッジ継承などが多く挙がりました。中堅・若手社員からは、ビジネススキルの向上や得意領域の拡大など自己成長の目標などが掲げられました。
例年も同様ですが、会社としての目標と連動している抱負が多く見られました。ベテラン社員が道を示し、中堅社員がそれを支え、若手社員が自己成長していくという構造が自然発生的に生まれており、会社の目標に向けて、各社員が自身の役割を認識して取り組み、成果も見える、という点は小規模な会社ならではのメリットだと思います。
その後の『プロジェクト状況報告』では、各プロジェクト状況や新規案件の引合状況などが共有されました。
最後に、『委員会等の活動報告』が、各委員長から発表されました。どの委員会も積極的に活動しています。例えばローコード開発研究会からは、RPAツールのトレーニングを社内の希望者向けに行うことが案内されました。
会議終了後は、各社員それぞれプロジェクトワークに移りました。この日は、会社制度・運営に関わるものなど重要な発表が多かったため、若手社員を中心に気が引き締まった人が多かったのではないでしょうか。
本通信も当社の「認知度向上」に貢献すべく、これまで以上に情報発信に注力してゆきます。当社の選考に興味を持たれた方は引き続きウォッチいただけますと幸いです。