現在を「識る」重要性
2024.2.16
新システムの導入や業務プロセスの再設計を行ううえで、
「現状分析」は不可欠であるとはよく言われることではありますが、
私自身、コンサルティングを通じて、日々その重要性を痛感させられています。
現状分析によって問題点・改善点を網羅的に明確化することは勿論重要です。
しかし、現状分析を通じて組織風土や業界の慣例、業務の複雑性・特異性に繋がる背景を理解することも、また、重要な一面であり、変革への現場の抵抗感など、取り組みの難易度を左右する要素の見極めに繋がります。
こういった側面にも注力しておけば、
より実現性の高いアプローチを選択できたはずだと省みることも少なからずあり、
その度に「未来の成功のために、現在に向き合う時間を惜しむべきではない」と、
自身に言い聞かせています。
【投稿担当:K.T.】